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Archives: 意味づけ

「人は負の感情を抱く生き物」を疑う〜後編

今日も前話に続いて、「人間は感情の生き物である」という言葉に象徴される、

「人間は負の感情を抱くのがあたりまえ」

という説を疑ってみようと思います。

まずは、これまでの流れを整理しておきましょう。この話の前提には、自分自身を次のように捉える考え方があります。

「私たちは、しあわせな存在としてこの世に生まれてきた」

そのうえで、私たちの「望ましくない感情を抱くメカニズム」を見直してみます。すると、それは外的な要因によって、自分の意志とは無関係に、条件反射のように沸き起こるのではないことがわかります。

そうではなく、

「出来事や他人の言動→意味づけ→感情」

の図式で表されるとおり、「この出来事には悲しいという意味をつけよう」「この人の発言にはムカつくという意味をつけよう」といった、自分自身の判断、すなわち「意味づけ」から、私たちの「負の感情」は生まれているのです。

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「人は負の感情を抱く生き物」を疑う〜前編

「人間は感情の生き物である」という言葉があります。誰もが「そのとおりだ」と賛同するしかない、ごくごくあたりまえの話のようにも見えます。

ただ私は、この説には2通りの読み解き方があるように思うのです。

ひとつは、

「私たち人間は、五感で捉えた対象に、感動を抱ける生き物である」

という、私たちの豊かな感性について言及しているという解釈です。

こちらに関しては、私もまったく異論がありません。自分の人生を振り返ってみても、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚で捉えたさまざまなものに驚き、心を動かされ、多くの刺激を受けながら生きてきたように思うからです。

でも、一般的に「人間は感情の生き物である」の意味はそれだけではありません。

「怒りや悲しみなど、苦しい感情を抱くのも、また人間の宿命である」

という、先の「感動」とは表と裏の関係にあるような、負の解釈も含まれているのです。

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「何も知らない自分」としてどう行動するか

前話で私は、

「私たちが見ているのは、自分自身で創り出したイリュージョンである」

と書きました。

76億の人々が、それぞれに趣の異なる映像を自分で投影しながら、76億通りの世界を見ながら暮らしているということです。

もしそうだとしたら、拙著『グッドバイブス ご機嫌な仕事』で提示した、

「もしかしたら、自分はこの世界の姿を見誤っているんじゃないか?」

という疑いは、かなり信憑性を帯びてくることになります。

そして、すべての人が「現実」をありのままに見ていないとするならば、

「私たちは本当のことを何も知らない!」

という可能性も限りなく高くなるのです。

11月15日にこのブログの一周年を迎えたこともあり、私はいま、もう一度、グッドバイブスの原点に立ち戻ろうとしています。それが次の図式です。

「私たちはそれぞれが創造したイリュージョンを見ている」
 ↓
「けっして、いつでもありのままの現実を見ているわけではない」
 ↓
「だとしたら、本当のことを何も知らないのではないか?」

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私たちはイリュージョンの世界に住んでいる

今日はこのブログにとって特別な日です。第一話「創造を意識して今日の仕事をやってみる」を公開したのが2018年の11月15日。そう、一周年記念なのです!

この一年間、休むことなく平日の日刊を続けてきましたが、こともあろうに、一周年を目前にした昨日、ひさびさに高熱を出して寝込んでしまいました。

このブログでも「未来は予想できない」と書いてきたとおり、あと一話というタイミングでこういうことが起こるんだとあらためて実感しています。

ただ、朝6時の更新は叶わなかったものの、まだ11月15日は終わっていません(笑)。夕方まで寝てだいぶ復活してきたので、「無休で更新」を続けてみようと思います。

今日のテーマは「イリュージョン」です。こんな話から始めましょう。

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「嫌われたくない」不安から解放される方法

私たちに日常的な「恐れや不安」を抱かせる要因のひとつに、

「人に嫌われたくない!」

という思いがあります。

たしかに、自分が密かに思いを寄せる大好きな人に嫌われたとしたら、生きる気力も失うほど落ち込むでしょう。でも、私たちが日々、「嫌われたらどうしよう」と気を揉んでいるのは、そういう特別な相手からだけではありません。

職場にいるすべての人、知人や友人、ソーシャルメディアのフォロワーから、場合によっては、偶然、電車に乗り合わせた見知らぬ人や、飲食店に居合わせた自分以外のお客さんまでもが「嫌われたくない」対象に含まれることもあるのです。

もちろん、いつもそのような不安を抱え、ビクビクしながら暮らすのはけっして心地いいものではありません。当然、「平安な心」やグッドバイブスの妨げにもなるでしょう。

そこで今日は、まるで亡霊のように私たちにつきまとう、「人に嫌われたくない!」という思いにどう向き合っていけばいいかを考えてみたいと思います。

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やる気が出なければ予測と略奪と犠牲を疑う

やらなければならないこと、やりたいこと、どちらでもかまいません。とにかく、「今日はやる!」と決めていた何かがあったとします。

いざ、それに着手しようとすると、「何かやる気が出ないなぁ」「明日にしたいなぁ」などの、得体のしれない抵抗感をもつことはないでしょうか。

しかも、その数時間前には、「よし、今日は一気にかたづけよう!」と、自分の中に高いモチベーションを感じていたにも関わらずです。

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意味づけを手放せばありのままが見えてくる

私たちは、自分が遭遇する出来事や他人の言動に自分なりの意味をつけます。

「これは自分に災いをもたらすひどい出来事だ!」
「この人はきっと私のことが嫌いに違いない!」

そして、このような「意味づけ」から不安や悩みや怒りや憤りなどが生まれますが、多くの場合、その中身は自分で思うほど正しくはありません。

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