Good Vibes Workstyle

Archives: いまここ

正直な愚者とそれを利用して効率を得る賢者

あなたには心から愛する恋人がいたとします。私の場合、相手は女性なのでその人を「彼女」としておきます。

ある日、あなたが彼女の家に遊びに行くと、「ごめん、ちょっと会社でトラブルがあって、いますぐこの仕事をかたづけなければならないの」と言いながらかなり慌てていました。

それがどんな仕事か聞いてみると、なんと自分がいつも職場でやっていることとほぼ同じ内容ではないですか!

「おお、それならオレもできるよ!」と言うやいなや、あなたは彼女の仕事を手伝い始めました。

偶然にも2人の仕事がほぼ同じというのはできすぎた話ですが、プレゼン資料のグラフ作成や文章の校正、商品の梱包、宛名書きなど、手伝える類いの仕事がないわけでもありません。ここではそういうことにしておきましょう(笑)。

そのうえで質問です。

「もしその仕事が、ふだんから好きではないと感じているものだったとしたら、彼女のピンチを救いながらも、あなたはまったく同じ嫌な感覚を抱くでしょうか?」

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サボりたくない自分に会うまで本気でサボる

先日、とある知人から「倉園さんのグッドバイブスは、とてもストイックで完璧主義だと思います」と言われました(笑)。なるほど、おっしゃることは私もよくわかります。

おそらく、拙著『グッドバイブス ご機嫌な仕事』やこのブログで書いている2つのことが、そのような印象を与える大きな要因になっているのだと思います。

ひとつは、「ゼロかイチか」の話が多いという点です。

「ひとつ意識か、バラバラ意識か?」
「いまここにいるか、いないか?」
「平安な心でいるか、恐れや不安を抱いているか?」

これらすべてにおいて、たとえば「いまここに6割、未来に4割くらい意識が行っている」などの「中間の状態」はありえません。1割でも過去や未来のことを考えたとしたら、けっして「いまここ」にいられなくなるからです。

「平安な心」も同様です。ほんのわずかでも「恐れや不安」を抱いた瞬間に平安ではなくなってしまうので、あたりまえといえばあたりまえの話なのです。

そして、もうひとつはやはり、

「目の前のことを本気でやる!」

という、一般的にはかなり受け入れがたいメッセージではないでしょうか。

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時間に「有意義」や「無意味」があるのか?

よく「有意義な時間」という表現を耳にします。「有意義」の反対語は「無意味」なので、「無意味ではない時間」、すなわち「意味のある時間」とほぼ同義語となります。

これを私たちは、

「有意義な時間を過ごさなくてはならない!」

という教訓のような形で使っています。

このブログの読者の方ならわかるとおり、現在、過去、未来のうち、実在する時間は「いまここ」だけです。ということは、私たちの「いまここ」は、過ごし方によっては無意味であったり、有意義であったりするということなのでしょうか。

時間と空間は、私たちが生きる環境そのものです。それをどのように捉えるかによって、人生そのものの見え方も大きく変わってきます。そこで今日は、この「有意義な時間」というイリュージョンを疑ってみようと思います。

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「過去の幻影」を切り離してすべてを見直す

このブログにもっとも頻繁に登場する話題のひとつに「いまここ」があります。

ただ、これまでは、「未来を意識するといまここにいられない」という文脈の中で、このテーマについて解説することが多かったように思います。

未来はもちろん、現実には存在しないバーチャルな時間です。でも、私たちの中にはもうひとつ、やっかいな幻が居座り続けています。それが、

「過去というイリュージョン」

です。

そこで今日は、私たちが「いまここ」にいようとするとき、どのようにして過去がそれを阻むのかについて書いてみようと思います。

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あなたを「いまここ」に導く3つの行動とは

バックナンバー「グッドバイブスな視点とイリュージョン視点」で、この世界について私たちが見誤っている可能性のある事柄を挙げました。

実は、現在、過去、未来という3つの時間の捉え方も、まさにイリュージョンのひとつです。

拙著『グッドバイブス ご機嫌な仕事』やこのブログで書いてきたとおり、

「唯一、いまここだけが現実の時間」

なのです。

先の記事のなかには、「自分とは身体か、それとも意識か?」など、どちらが現実で、どちらがイリュージョンかを見極めるのが難しい事柄もありました。

けれども、この時間の話に限っては、議論や検討の余地はありません。過去や未来という概念を頭に思い浮かべられるかどうかは別として、

「私たちがそこに存在できて、実際に何かを行える時間はいまここしかない」

からです。

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絶対に急がないと決めて一日を過ごしてみる

このブログで過去に何度か、あるテーマをもってその日を過ごす「一日チャレンジ」を紹介してきました。タイトルに「一日」が含まれているものだけでも、

遊び感覚で一日中いい感じを貫いてみる
一日をいい感じで始めるための自分の整え方
何も知らない状態で一日を観察し続ける
いっさいの警戒を解いて一日を過ごしてみる
最高の一日を自分の意志で創造するメソッド
一日を平安に過ごすゲームにトライする

このあたりの記事が見つかります。

今日はこのシリーズに最新作を加えようと思います。私もよくトライする「急がない一日の過ごし方」です。

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やる気が出なければ予測と略奪と犠牲を疑う

やらなければならないこと、やりたいこと、どちらでもかまいません。とにかく、「今日はやる!」と決めていた何かがあったとします。

いざ、それに着手しようとすると、「何かやる気が出ないなぁ」「明日にしたいなぁ」などの、得体のしれない抵抗感をもつことはないでしょうか。

しかも、その数時間前には、「よし、今日は一気にかたづけよう!」と、自分の中に高いモチベーションを感じていたにも関わらずです。

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