Good Vibes Workstyle

Archives: ご機嫌な仕事

「仕事でミスした」ときの妄想をどう消すか

イリュージョンとは、次のような設定で、あなたによって制作される一本のホラー映画のようなものです。

・ 主人公はあなた自身である。
・ 舞台はまさにあなたの人生そのものである。
・ ラストには、あなたが想定しうるかぎりの不幸が訪れる。

もちろん、すべては頭で創り出す幻影です。けれども、ディテールがあまりにリアルなために、あなたはそれがあたかも現実であるかのように錯覚して「恐れや不安」を抱きます。

問題の大小にかかわらず、私たちが悩んだり落ち込んだり絶望したりしながら「平安な心」を失う原因は、ほぼ例外なくイリュージョンの創造にあるのです。

この状態に陥らないための方法は、基本的にひとつしかありません。望ましくないと感じる出来事に遭遇したときに、

「自分が主演のホラー映画を創るのをやめる」

ことです。

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会社の方針が「ご機嫌」でないときの対処法

拙著『グッドバイブス ご機嫌な仕事』では、仕事を次のように定義しました。

「仕事とは、自分の個性から導き出された役割に沿って、この世にない新しいものを創り出し、それを誰かのために役立てること」

それはすなわち「この世界のしあわせの総量を増やす」ことができる、すごい機会だということです。

このように仕事を捉えたとき、私たちが考えること、行うことはとてもシンプルかつ具体的になります。

「どうすれば、自分の仕事を受け取る人たちのしあわせを増やせるだろうか?」

企画であろうと営業であろうと、徹頭徹尾、このことに注力すればいいだけです。

ただ多くの人が、実際の職場ではそのような発想で仕事をすることが難しいと感じているようです。その理由はおおよそ、次のような言葉で語られます。

「会社は利益優先で顧客のことは二の次。中長期の事業計画やノルマも決まっていて、まずは数字を作るしかない。誰かの役に立つとか、しあわせを増やすとかを考える余地はない」

そこで今日は、「ご機嫌な仕事をしたい自分」と「そのような考えに反する会社の方針?」とのギャップをどのように解消すればいいかについて考えてみたいと思います。

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不満や不便を解決する仕事が企画を生み出す

パナマとコロンビアの国境周辺には、21世紀の今日でも密林と湿地だらけで道路もない空白地帯があるそうです。先日、「この危険区域を越えて米国を目指す移民が増えている」というニュースを見て、初めて「ダリエンギャップ」と呼ばれる地峡の存在を知りました。

移民問題の深刻さはもちろんですが、過酷なジャングルの映像を目にしながら、私は真っ先にこんなことを考えていました。

「道路を敷設するという仕事は、なんと尊いのだろう!」

私は毎日、いくつかの道路を歩いていますが、道路があるのがあまりにあたりまえ過ぎて、これまでその仕事の価値を気に留めたことはありませんでした。けれども、ダリエンギャップにおいては、道路のあるなしが生命に関わる大問題です。

私にとってこの報道は、他の人のしてくれた仕事なしでは1日たりとも生きられないことをあらためて痛感するとともに、私たちの仕事がこの世界のしあわせに大きく関わっていることを再認識する機会となりました。

そこで今日は、拙著『グッドバイブス ご機嫌な仕事』にも登場する「世界は仕事でできている」という発想を、自分の仕事にどう活かせるかについて書いてみたいと思います。

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仕事自体が嫌なのか、人や環境がつらいのか

それまで「いい感じ」でやれていた仕事が、何かのきっかけで色褪せて見え、つまらない、手応えがない、自分に合っていないと感じることがあります。

そのような思いがさらに深まったとき、私たちは職場や職種を変えたいと考え始めます。けれども、そこでいったん心を静めて、次のことを確認してみてください。

「私はこの仕事自体が嫌になったのか? それともこの環境が嫌になったのか?」

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仕事と「好きなこと」の関係を見直してみる

今日は、「好きなことと仕事の関係」について考えてみたいと思います。

「好きなことを仕事にする」と聞くと、私たちはすぐに、あるジャンルの「プレイヤー」としてお金を稼ぐことをイメージします。スポーツならスポーツ選手、音楽ならミュージシャン、絵を描くことなら画家や漫画家、お笑いなら芸人、踊りならダンサーとして成功するということです。

同然、それは「狭き門」であり、「一握りの才能のある人」だけが立ち入ることを許される世界のように見えるため、自分を凡人と見る私たちは、早々に「好きなこと」を仕事から切り離して考えるようになります。

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迷いは「世界とのつながり」の中で再考する

今日は「自分と世界のつながり」について考えてみたいと思います。

何かの悩みを抱えているとき、私たちは自分をこの世界から切り離した状態で解決方法を探そうとしがちです。

それはまるで、外界から完全に遮断された小さなカプセルの中に自分を置き、その内部で目にする事柄だけを頼りに答えを模索するような感じです。

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この行動、この体験自体が仕事の最大の報酬

ふだん、あまり気にすることがないこんな質問に答えてみてください。

「自分がした仕事の報酬を、あなたはいつ受け取りますか?」

最初に思いつく報酬はやはり「お金」だと思います。給料やギャランティーを受け取るのは多くの場合、「仕事をしたあと」でしょう。

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