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やる気が出なければ仕事の受け手を思い出す

仕事で思うように集中できなかったり、やる気が起きなかったりするときは、「あなたの仕事を受け取る人」を思い出してみてください。

不思議なことに、私たちは「誰のためにこの仕事をしているのか?」をすぐに見失ってしまいます。油断すると、「会社のため」「自分の上司のため」「お金を渡す家族のため」、あるいは「自分自身のため」などと思い込んでしまうのです。

ところが、そのような捉え方をすると、私たちの仕事は本来の「つながり」を失い、宙にポカンと浮かんだように孤立してしまいます。

そのような、糸が切れた凧のようになった自分の仕事に向き合うとき、私たちは「いったい、なんのためにこんな苦労をしなくてはならないんだろう?」という疑念に襲われるようになります。

そこで、孤立した仕事を本来の関係の中に戻してあげるために、「自分の仕事を受け取る人」をもう一度、リアルに思い浮かべてみるのです。

大きな組織の中にいると、顧客の顔が見えなくなることもめずらしくありません。そして、自分を評価する「上司や会社からお金をもらっている」ような錯覚に陥るようにもなります。

あなたの仕事に対価を支払っているのは誰か? その仕事を生活やビジネスに役立ててくれているのは誰か? あなたがいい仕事をしたら喜んでくれるのは誰か?

これらを自問自答しながら、その間に入っている上司や部署や会社の存在をすべて消し去り、まるで小さなお店で商売をしているかのように、お客さんとの「つながり」の感覚を取り戻すのです。

この本来の関係の中で、冒頭に書いた「集中できない」「やる気が起きない」といった自分の状況を振り返ってみます。もしかしたら、その瞬間に「あなたの仕事を受け取る人」が、元気を失ったあなたの背中を押してくれるかもしれません。

私たちはみな、自分のことならすぐにあきらめたり手を抜いたりできます。そして、評価者である上司や会社、愛する家族ではなくお金を受け取る存在としての家族のために本気を出せるほど殊勝ではありません。

唯一、あなたの想像を超えたパワーを発揮できる相手は、「あなたが役に立てる人」だけなのです。

Photo by Satoshi Otsuka.

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