「好きなことを仕事にする」という文言を読んで、あなたはどんな気分がするでしょうか。
「仕事はそんなに甘いものじゃない」
「楽しそうだけど、安定した収入を得るのは難いだろうな」
「将来のことが不安で、とてもそんな気にはなれない」
「理由はわからないけど、なんとなく罪悪感をもってしまいそう」
読みとしては当たっている部分もあると思います。けれども、このような捉え方をするとき、私たちは「好きなことを仕事にする」ことの重要な意味をいくつか見逃しています。
まず、好きなことをするのはけっして「楽」ではありません。好きになればなるほど、その相手を軽んじられなくなるのと同じように、好きを仕事にした瞬間から、手を抜くことができない本気の取り組みをせずにはいられなくなるからです。
「嫌い=楽」
「好き=大変」(笑い)
大変だけどもけっして辛くはない。これが好きになることの本質です。
次に、好きなことと興味がないことを比べたとき、どちらがより多くの情熱を注げるか、どちらがより高いところまで上達させられるかを想像してみてください。
「好きこそ物の上手なれ」「水を得た魚」の故事が示すとおり、好きのパワーに勝るものはありません。
「好き」という感覚は、あなたの役割を見つけるためのもっとも信頼できるシグナルです。先入観を捨てて「好きなことを仕事にしていいんだ!」と自分に許してみてください。
Photo by Satoshi Otsuka.
ZONOさん、お久しぶりです。
この一年の仕事など、もろもろ通じて、
「好きなこと、もの」を扱う難しさを
感じています。
でも、8割がた、楽しいです。
それだけでもあえてご報告したくなる、
記事でした。
ありがとうございました。
つばさ
つばさくん、コメントありがとうございます!
そうですね、ほとんどの仕事はそれを好きと感じたとしても、同時に苦手な要素もたくさん含まれているものです。
反対に、全体としてあまり興味がもてないような仕事の中に、キラリと光る「好き」が見つかることもあります。
職種や業種などのラベルに惑わされることなく、いろいろな可能性を見てみるといいと思います。
おっしゃるとおり、8割楽しければ大成功だと思いますよ。
この次に会ったときに、その楽しい話を聞かせてください。楽しみにしています1