科学的な根拠も、論理的な証明も伴わない単なる推測に過ぎませんが、原初の点である「創造のエネルギー」は、「しあわせを増やすため」にこの宇宙を生み出したと私は考えています。
なぜならば、私たちの多くが人生でもっとも大切にしているのも「しあわせになること」だからです。
「しあわせ」はあくまで私たち人間の感覚であって、宇宙規模で見ればまた別の概念になるのかもしれません。けれども、私たちは「創造のエネルギー」の目的を「しあわせ」という言葉でしか表現できないように思うのです。
もし私の仮説が正しければ、私たちもまた「この世界のしあわせを増やすために生まれてきた」ことになります。
そして、そんな私たちが目指すべきゴールは、いつでも「しあわせである」ことではないかと私は予想します。
「しあわせになる」ではなく「しあわせである」です。
自分のまわりの環境がどうであれ、自分の状態がどうであれ、いまこの瞬間に「しあわせである」ことを目標とする。これが人生における私たちの唯一にして最大の使命なのです。
もちろん、その実現にはさまざまな努力が必要です。ただし、それは私たちが日々、「しあわせになる」ために積み重ねているものとは大きく異なります。
具体的には、ため息をつかない、怒ったり不機嫌になったりしない、出来事や他人の言動に負の意味をつけて望ましくない現実を創造しない、過去や未来を思い悩むことで唯一のしあわせでいられる場所「いまここ」を失わない、などを意識的に行うことです。
これらのことを誰にでも実践していただけるように、私は「グッドバイブス ご機嫌な仕事」を執筆しました。
でも、そもそも「しあわせな存在」として生まれてきた私たちにとって、実は「しあわせである」ことはなによりも簡単なはずなのです。すべきことはたったひとつしかありません。
「私はいまこの瞬間にしあわせでありたい！」
と強い意志をもって自分に宣言するだけです。
この記事が2018年の最後の投稿となります。始まってまだ1か月半ほどのブログですが、今年も大変お世話になりました。そして、ご購読やご評価、本当にありがとうございます！
ぜひ、今年最後の1日を「私はいまこの瞬間にしあわせでありたい！」の宣言で締めくくって、それがいつでも可能なことをあなた自身で実感してください。
皆様の2019年が素晴らしい年でありますように！
Photo by Satoshi Otsuka.