一年の初日を「いまここ」から始めてみよう

新年あけましておめでとうございます! 今年もよろしくお願いします!

元旦は新しいことにチャレンジする絶好のチャンスです。そこで私からの提案です。2019年の初日を「いまここ」から始めてみてはどうでしょうか。

「いまここ」は私たちがもっとも心地よくいられる場所です。本来、そこに居続けることはとても簡単なことなのです。

とくに、ゆったりとした気分で過ごせるお正月休みならなおさらです。このことを実感してもらえるように、「いまここ」にいるためのポイントを3つお伝えします。

① 次にやることを考えない

家に友人や親類が遊びに来る、初詣に行く、新年会に参加する、映画を観るなど、お正月休みといっても、それなりの数の予定が入っているはずです。

まずは、「あることをしているときに次の予定のことを考えない」ようにしてみてください。ただ「いまやっていること」だけをじっくりと味わうようにします。

② 終わったことは気にしない

さすがに、お正月の予定で何かをやらかすことはないと思います。もし、何かをしたあとに「ああ、あそこでこうしておけばよかった……」と心に引っかかることがあったとしても、すでに終わったことと割り切って、「いまやっていること」に帰って来てください。

③ すべてのことをふだんの2倍くらいの時間をかけて「ゆっくり」行う

一番風呂に入る、おせち料理を食べる、家族と話す、散歩するなど、これから行うすべてのことを、これ以上はできないくらい「ゆっくり」やってみてください。

あなたの身体の中から「焦る」「あわてる」「早くかたづける」といった、いつも抱いている「急ぎの感覚」をすべて消し去ってしまうのがポイントです。

「あ、何かが変わった!」と感じたら、そしてそれが「気持ちいい!」と思えたら、1年をとおしてこの3つのポイントを心がけてください。

みなさんの2019年が素敵でありますように!

Photo by Satoshi Otsuka.