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やる気が出なければ予測と略奪と犠牲を疑う

やらなければならないこと、やりたいこと、どちらでもかまいません。とにかく、「今日はやる!」と決めていた何かがあったとします。

いざ、それに着手しようとすると、「何かやる気が出ないなぁ」「明日にしたいなぁ」などの、得体のしれない抵抗感をもつことはないでしょうか。

しかも、その数時間前には、「よし、今日は一気にかたづけよう!」と、自分の中に高いモチベーションを感じていたにも関わらずです。

「いや、いつも決まってそうです!」と答える人も少なくないと思います。

「着手の時」が近づくに従ってやる気が先細っていく、この不思議な現象の謎を解く鍵は「未来の予測」にあります。

「きっとまた面倒くさいだろうなぁ」
「あの部分を処理するのが大変だろうなぁ」
「時間がかかるだろうなぁ」
「アイデアが浮かばずに悩むだろうなぁ」
「途中であきてしまうだろうなぁ」

数時間前はそれほど具体的でなかったこのような読みが、着手の直前には私たちの頭の中で現実に変わっています。

こうして自分自身が確定させた未来は、あなたに「恐れや不安」をもたらし、結果としてそこから逃げること、すなわち「やりたくない!」と思うことを選択したくなってしまうのです。

これが、不思議な現象の仕組みです。

このような状況から抜け出す方法はひとつしかありません。先に挙げたような読みはあなたの空想や妄想に過ぎず、かならずそうなると決まったわけではないと受け入れることです。

「未来の予測を手放すのは難しい」と感じるかもしれません。けれども、このおかしな現象から抜け出せることが報酬なら、やってみる価値はあります。

では、なんとかそれに成功して「今日やること」に着手できたとします。あとは一気にと思いきや……。妄想を振り払ったにも関わらず、始めて間もなく「やっぱりやりたくない!」と感じてしまうことがあります。

そんなときは、次の2つの感覚を抱いていないか確認してください。

①この仕事のせいで他のやりたいことができない
②自分はこの仕事(仕事の依頼者)の犠牲になっている

①は自分の大切な時間や労力を「奪われている感」です。②は文字どおり「犠牲になっている感」です。

「たしかにそうかも!」と思ったら、さらに次のことを疑ってみます。

「本当に自分はいま、何かを奪われたり、何かの犠牲になったりしているのか?」

答えは十中八九、「よく考えたらそんなことはないかな?」になるでしょう。

だとしたら、こちらもただの空想や妄想に過ぎません。少しだけ小休止して、先の「未来の予測」と同じように、あなたの頭で考えていることが現実でないことを受け入れてください。

着手の前なら「未来の予測」、着手後なら「奪われている感」と「犠牲になっている感」

この3つを手放せれば、かなりの確率で「何かやる気が出ないなぁ」「明日にしたいなぁ」といった思いから自由になれるはずです。

Photo by Satoshi Otsuka.

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