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「時間を忘れる」状態は意図的に創り出せる

今日は時間の感じ方を変える実験をしてみようと思います。

やることはとてもシンプルです。もし可能なら今日いっぱい、それが難しいのであれば数時間、いや30分でもかまわないので、

「絶対に時計を見ないで行動する」

ことにチャレンジしてみてください。

と、その前に準備編です。このブログを読んでからしばらくのあいだ、あなたがふだん「どのくらいの頻度で時間を気にしているか?」をチェックします。

その人の性格や、自分の置かれた状況によって頻度はまちまちでしょう。場合によっては「5分おきに見ている」といった極端なケースも大いにありえます。

もし「いや、自分はいつも時計などまったく見ない」という強者がいたら、この実験をする必要などありません。ぜひ、そのまま自分時間を楽しんでください。

「たしかにちょくちょく時計を見ている」と気づいた人はもうひとつ、「時間を気にしているときの自分の気持ち」を探ってみてください。

こちらも人によって千差万別です。「早く終わらないかなぁ」と終業時間を待ちわびているかもしれません。「ああ、間に合わない! 急がなきゃ!」と焦る気持ちを抑えられないこともあるでしょう。

あるいは、「なにげなく時計を見るという癖が染みついていて何も感じなくなっている」という人もいるはずです。

気持ちの中身はどうであってもかまいません。ただ、そのように感じているという事実に気づくだけで十分です。

時間を気にする頻度と、そのときに抱いているあなたの気持ちを確認できたら、「時間のない行動」のチャレンジスタートです。「絶対に時計を見ない!」と決意して目の前にある事柄に淡々と取り組んでください。

「うぅ、時計が見たい」という欲求が沸き上がってきても、誘惑に負けずにぐっとこらえてください。その代わりに、いまやっていることに集中するようにします。

「終わりの時間が決まっていてそれが気になる」という場合は、スマホなどでタイマーを設定しておくといいでしょう。これなら、アラームが鳴るまで時間を気にする必要はありません。

この実験をとおして何を感じるかも人それぞれです。とくに正解などありません。

ただ、

「それまでもっていた時間の感覚と何かが違うぞ!」

という体験ができて、それを心地いいと感じられるようであれば、仕事の中で活用する機会があるはずです。

たとえば、あなたが焦り始めたときや、何かの終了や完成が待ち遠しくて、やたらと時間の流れが遅いように感じたときに、この「時間のない行動」を試してみてください。

「時間」とは私たちが頭で創り出した概念です。それはあなたの生活の中にもたしかに存在します。けれども、概念であるからこそ、時の流れもまた、私たちの考え方や捉え方によって変えられるもののひとつということになります。

拙著にも書いた、「本気で何かをやっているあいだは時間の感覚がなくなる」「楽しくて充実した時間はあっという間に過ぎる」という現象も、実は意図的に創り出すことができるのです。

Photo by Satoshi Otsuka.

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