困難なことに遭遇したとき、私たちにはいつでも次の2つの選択肢があります。
「恐れや不安に基づく選択か? それとも愛のある選択か?」
何かの行動を起こそうとするとき、自分自身にこう問いかけてみてください。
「いま私は、恐れと愛のどちらからこの行動を選ぼうとしているのか?」
たとえば、明日が期限の仕事があったとします。まだ手つかずの部分も多くあり、今日中には終わらない可能性が濃厚になっています。
こんなとき、私たちが考えそうなことを挙げてみましょう。
「もし期限に遅れたら上司にドヤされる。徹夜してでもなんとかしなくては」
「もう間に合いっこない。とにかく遅れた理由をひねり出さなくては」
「少し質を落としてでも、格好がつくように終わった感は出しておこう」
これらはすべて「恐れや不安に基づく選択」です。そして、ここから生まれる行動は多くの場合、問題を根本的には解決してくれません。
ではまったく同じ状況で「愛のある選択」をするとしたら、先の考えはどんな風に変わる可能性があるでしょうか。
残念ながらこちらの正解はありません。その答えはぜひ、あなた自身が出してください。
必ずしもそれを実行する必要はありません。ただ、何かの問題に直面したとき、「いま自分は恐れや不安に基づく選択をしているな」とわかったら、「じゃあ、愛のある選択ならどうなるんだろう?」と考えることを習慣にしてみてください。
いつか必ず、あなたの予想を超えたミラクルな解決策が降りてくるようになるはずです。
Photo by Satoshi Otsuka.
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