何かを実現させたいと望むとき、私たちは「目標」を立てたり、明確な「ゴール」をもとうとしたりします。けれども、その多くが達成されることなく、夢半ばで捨て去られてしまうことも事実です。
その最大の原因は、ゴール実現のために行うさまざまなことを「手段」と見なしてしまうことにあります。
受験勉強は志望校に合格するための手段。就職活動はいい企業から内定をもらうための手段。仕事で結果を残すのは出世するための手段。デートは意中の人をものにする手段。
では、いったん「手段」とみなしたものに、心から興味をもてるでしょうか。
ゴールはいつでもキラキラと輝いています。それに対して、あなたにとっての「手段」はどれも、「早くかたづけてしまいたいこと」「できればやりたくないこと」に成り下がっていないでしょうか。
ゴールを実現させるのはほかでもない「いまここで行うこと」です。その大切な行動たちに「手段」のラベルを貼ってつまらないものにするのはやめましょう。すべてを「目的」として行えば、あなたは毎秒、毎分、何かを達成していることになります。
ゴールとは、その充実した行動の先に自然と見えてくる山頂の景色のようなものなのです。
Photo by Satoshi Otsuka.
こんにちは。
ゴールまでのプロセスを「手段」にしてしまうと、大変だなぁ思ったり、なかなかやる気がでなかったりしてしまうのは常で、それが普通と思っていました。
でも、いまにフォーカスすれば、そのプロセスも違う心持ちで取り組むことができるかもしれないと、光が見えた気します。
今日も新たな気づきをいただきました。
ありがとうございます。
本、予約しました!
楽しみにしています。
Haruさん、ありがとうございます!
やる気というのは、それをやり始めるまで出ないものだと思っています。
なので、せっかくなにかをやり始めたのに、それをゴール達成のための「やらなければならないこと」と捉えてしまうと、やる気も起こってこないんでしょうね。
拙著のご予約もありがとうございます! 発売まで何か月かありますが、もうしばらくお待ちください!