間違いを修正するのに罪悪感なんていらない

私たちは多かれ少なかれ、何らかの「罪悪感」を抱いて生活をしています。

誰かに言ってしまったひどいこと、自分のミスで仲間に迷惑をかけたこと、やると決めていたのにサボってしまったこと。

罪悪感の原因は例外なく過去に行った自分の言動です。そして、残念なことに過去の出来事を変えることは絶対にできません。

それならば、私たちは一生、過去の罪悪感を抱えたまま生きていくしかないのでしょうか。

罪悪感はいつでもあなたを弱くします。なぜならば、罪の意識をもつとき、あなたは自分自身を攻撃せずにはいられないからです。

その弱さによって、私たちは自分が罪とみなしたものを変えられずにいるのです。

今日ベッドに入ったら、あなたが罪悪感を抱く原因となった出来事すべてを、「単なる間違い」に変えてみてください。

間違いならば修正できます。過去の間違いに対して、いまできることがあれば罪悪感をもつ代わりにそれを実行しましょう。もしできることがなければ、その間違いを教訓にして次の行動を変えればいいのです。そうしてすべての罪悪感を今夜中に手放します。

明日の朝起きたとき、いまよりもかなり強くなっている自分に出会えるはずです。

Photo by Satoshi Otsuka.