Good Vibes Workstyle

グッドバイブス総集編①「イリュージョン」

今年も残りわずかとなりました。1年をとおして、2月に刊行の『グッドバイブス ご機嫌な仕事』や、このブログをご愛読いただき、本当にありがとうございます!

早いもので、今週の記事が2019年のラストなります。そこで、今日から金曜日までの5話にわたって、グッドバイブスのメソッドをギュッと凝縮した、総集編のようなものを書いてみようと思います。

「最近はずいぶんといい感じになってきた。なんとかこの状態を持続させたい!」
「まだ平安と不安を行ったり来たりしている。グッドバイブスを定着させたい!」

そんなあなたに、うまくいく秘訣や、見落としがちなチェックポイントを、まとめてお届けします!

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「愛」や「平安な心」に反対の概念などない

昨日の記事で書いたように、私たちには、異なる2つのものを比較して優劣や貴賤を判断する、「相対的なものの見方」の習慣が染みついています。

それは、「評価」をするときに限ったことではありません。私たちが「これは何だ?」と思うような、よくわからない物事に出くわした際も同様です。

その対象だけを凝視して、深掘りして、正体や本質に迫るのではなく、

「わからないものとは反対に見える別の何かをもち出してきて、両者の違いを見比べることで、それが何かを把握しようとする」

のです。

たとえば、「愛」という概念があります。たしかに「愛とは何か?」を語ることは簡単ではない感じがします。そこで、その反対に見える「憎しみ」などの別の概念を登場させ、それぞれの違いを想像してみます。

その結果、「なるほど、相手を憎んでいない状態が愛か」「愛が憎しみに変わらないように、気をつけなければ」などと考えることができれば、「愛」については、少なくとも「理解不能な状態」からは脱したことになるわけです。

今日は、この「相対的に眺めてみれば、物事の本質を把握できる」というイリュージョンを疑うとともに、それによって私たちが陥りがちな「ある罠」について書いてみようと思います。

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絶対評価と相対評価のどちらを信じたいか?

ある日、あなたがこんな疑問をもったとします。

「はたして、今年で8歳になる自分の息子は優秀なんだろうか?」

そもそも「優秀が何を意味するか?」などの、細かいことは置いておきましょう。それよりも、

「あなたは、どうやってこの答えを出そうとするか?」

を考えてみてほしいのです。

自分の子どもをじっくりと眺め、彼がこれまでにしてきた言動や、日ごろの立ち振る舞い、テストの点数、ときどき一緒にやるゲームの采配などを思い出しながら、あなた自身で「この子は優秀かどうか?」の判断を下すでしょうか。

それとも、クラスでの順位がどのくらいか、彼の成績が全国平均より上か下かなどの、客観的なデータによって答えを出そうとするでしょうか。

前者は、自分の子どもだけを見て決めたという意味で「絶対的な評価」です。後者は、他の子どもと比べた結果なので「相対的な評価」ということになります。

今日はこの2つの評価のうち、どちらが信頼に値するのか、そして、どちらが私たちの頭で創り出した「イリュージョン」なのかを探っていこうと思います。

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あなたの原石は本気によって魅力の光を放つ

12月9日の記事「サボりたくない自分に会うまで本気でサボる」から、昨日の「本気を発揮して与えるすごさを実感する」まで、実に7話にわたって、

「いま目の前にあることを本気で行う」

というテーマを掘り下げてきました。

今日はその完結編として、本気モードから得られる5つめの報酬、

⑤ 強い引力を発するようになる。

がどのようなものかを見ていこうと思います。

まず、この話の大前提を共有しておきましょう。このブログでも繰り返し書いてきましたが、あらゆるグッドバイブスの取り組みは、

「自分は本当のことを何も知らない」

という事実を認めるところから始まります。

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本気を発揮して「与えるすごさ」を実感する

バックナンバー「本気が自分は弱い存在という妄想を消す」で、本気を発揮することで得られる3つの恩恵について書きました。

① 時間の概念がなくなる。
② 疲労感や消耗感を抱かなくなる。
③ なぜか身体に不調が起きなくなる。

これによって、最高品質かつ最速なアウトプットが出せるだけでなく、「やりたいことがあるのに、家に帰ると疲れてしまって何もできなくなる」といったことも、ほとんどなくなります。

何を隠そう、生粋のなまけ者だった私が、1年と1か月にわたって、1日も休まずに3000字強のこのブログを更新できているのも、3つの恩恵のおかげです。

これだけでも「本気モード」にトライする価値は十分にあると思いますが、今日は同じ記事で予告しておいた、ある意味、この試みの最大の報酬ともいえる、

④ 与えるすごさを実感できる。

がどのようなものかについて書いてみようと思います。

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深い霧を払いのけて「本来のその人」を見る

バックナンバー「相手の怒りを放置すれば真の平安は訪れない」で書いたように、グッドバイブスの真のゴールは「自分だけの心を整える」ことではありません。

たしかに、「意味づけ」や「未来の予測」など、数々の妄想を手放すことで、あなたの中の苦悩を取り除くことはできます。けれどもそれは、最終地点に到達するための「入り口」にすぎません。

そうして得た「平安な心」をもって向かう先は、拙著『グッドバイブス ご機嫌な仕事』や、このブログで繰り返し書いてきた、

「私たちすべてが、絶対不変の価値をもって生まれてきた」

という事実を、1ミリの疑いなく確信するというゴールです。

私はことあるごとに、このことを無条件に信じてほしいと提案してきました。それも、さまざまなメソッドを実践し始めるスタートのところでです。

それはまるで、これからエベレストの頂上に登ろうという人に、「自分がすでに登頂に成功したと思ってほしい」と訴えているようなものです。どう考えても、支離滅裂な話にしか聞こえないはずです。

それは私も十分にわかっているのですが、どんなときでも揺らぐことのない「平安な心」を保つためには、私たちが日々、創り出すイリュージョンを、自らの意志で消し去っていく「強さ」が必要です。

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本気モードを発揮する3つのマインドセット

前話からの流れで、予告しておいた「本気モード」がもたらす2つの恩恵、「与えるすごさを実感できる」「強い引力を発するようになる」について書こうと思っていましたが、一夜明けたらすっかり気分が変わってしまいました(笑)。

そろそろ実践編に行きたい感じです。あえて言葉にしなくても、本気のメリットはやってみればかならずわかります。

そこで今日は、「どうすれば、やる気や体調に左右されずに、いつでも目の前のことを本気で行えるか?」の具体的な方法を探っていこうと思います。

まずはもう一度、「本気とはどういう状態か?」を確認しておきましょう。

「いまこの瞬間に、自分がもてる最大のエネルギーを対象に注ぎ込む!」

この文言が表すとおり、実際に行うことはとてもシンプルです。高いモチベーションも、燃えるようなやる気もまったく必要ありません。

ただ、

「いま、自分の人生には、これを実行すること以外に何の目的もない!」

と心から思えればいいだけです。

「いま、目の前のやること以外に、興味や関心を抱く対象はいっさいない!」

と言い換えることもできます。

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